- コラム
相続手続きの第1段階は、遺言書があるかないかの確認
相続手続きで、まず最初にやるべきことは、遺言書があるかないかの確認
相続の手続きは色々とやることがあります。
亡くなった方がお持ちの財産によっても、やるべき手続きには違いがあります。
ですが、最初にやるべきことは同じです。
それは「遺言書があるかないかの確認」です。
なぜ、まず最初に遺言書があるかないかを確認するの?
なぜ、最初に遺言書があるかないかを確認するかというと、相続手続きがすべて終わった後に遺言書が見つかるようなことがあると、せっかく終わらせた相続手続きを、もう一度最初からやり直さなければならなくなってしまうことがあるからです。
そのような時、もし最初に相続人の間で話し合って決めた遺産分けの内容と、後になって発見された遺言書の中身が大きく違っていると、相続人の間で感情的なしこりが残ることになってしまいます。
遺言書の発見が遅れたことが原因で、家族がもめてしまうということにもなりかねません。
ですから、まず最初に遺言書があるかないかを確認するのです。
どこを探せば良い?
遺言書は、お亡くなりになった方にとって大切なものですから、きっと通帳などの大切なものと一緒に保管してあることが多いと思います。
大切なものをしまう場所と言えばどこでしょうか。
- 神棚
- 仏壇
- 金庫
- 鍵がかかっている机の引き出し
- 額の裏
人によって大切なものをしまう場所は違うと思います。
遺言書の保管場所も人によって色々です。
まずは、亡くなった方の普段の行動を思い返してみて、自宅の中で保管されていそうな場所をしっかり探してください。
遺言書の保管場所は誰かに伝えておいた方が良い?
遺言書を残す人の立場からすると、「遺言書を作ったこと」と「遺言書の保管場所」は、信頼できる人に伝えておいた方が良いといえます。
そうしないと、せっかく作った遺言書が誰にも見つかることなく終わってしまったり、見つけられるのが遅くなって大切な家族に争いごとをもたらしてしまうかも知れないからです。
遺言書の作成については、下記のコラムに記しましたので、こちらもご覧になってください。
相続・遺言書・老後のそなえ(成年後見)について詳しく知りたい方へ
⇒「相続」に関するコラム
⇒「遺言書」に関するコラム
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