②元気なうちから将来に「そなえる」『任意後見制度』
任意後見制度は、健康なうちに、将来、認知症に罹った時に備えて成年後見人を決めておく制度です。おひとりさま、お子様のいないご夫婦、身近に頼れる親族がいない方に知っていただきたい制度です。
今がどんなに元気であっても、将来、判断能力が衰えてしまう可能性は誰にもあります。そこで、元気なうちに、もし自分自身が判断能力が衰えてしまったら何をしてもらいたいか、何をしたいかという本人の意思や方針をあらかじめ契約で決めておく。そして、その契約に基づいて、支援者が日常生活、病気の治療、財産管理などについて適切な支援を行う。それが「任意後見制度」です。