- お知らせ
岡谷市の岡谷シティホールで相続と遺言についてお話しました
祭壇や棺を前にして、相続や遺言について講師をしました
本日、長野県岡谷市にある岡谷シティーホール様よりご依頼をいただき、相続や遺言についてのセミナー講師を務めてまいりました。
私のすぐ横には、祭壇、骨つぼ、棺が並び、大変厳かな雰囲気でのセミナー。
雰囲気はご葬儀会場そのもの。
一般参加者のほか、従業員の皆様も含めて35名ほどの方々に聴講していただきました。
厳かな雰囲気の中、当初、強ばった表情で聴いておられた皆様も、次第にクスクスと笑い始め、終盤には大きくうなずきながら聴いてくださる方や、発言してくださる方もいて、相続や遺言という「どこか他人事のようなこと」を、楽しみながら身近に感じていただけたと自負しています。
やはり、何事も楽しくなければ学びなしですね。
相続や遺言のことを考えるのは、決して縁起の悪いことではありません!
誤解されている方もおられるのですが、相続や遺言のことを考えるのは決して縁起の悪いことだったり、マイナスのことではありません。
むしろ、相続のことを考えることは、ご自身が安心して幸せに長生きすることに繋がりますし、大切な方の幸せにも繋がります。
遺言は、残された大切な家族に幸せを届けるためのステキなお手紙です。
ですから、今回のセミナー会場に祭壇や骨つぼや棺が置かれていたことは、講師として初めての体験でとても刺激的でしたが、とても話しやすかったです。
私自身が、もし、自分が尊敬している両親にもしものことがあったときに、「松」「竹」「梅」の格付けがされた棺の中からどれかを選べと言われたら、とても困りますから。
両親がお世話になった人が、葬儀に足を運んでくださったときに、どのようにおもてなししたら良いか困りますから。
もし、両親が自分で「これ」と決めてくれたら、こんなに心の負担が軽くなることはありません。
「長く寄り添ってきた妻や夫」
「介護をしてくれた長男の妻」
「平等に愛してきた子どもたち」
葬儀の負担ばかりではなく、そうした残された人の心にある色んな想いもキレイにして旅立っていくことが、残された人たちの幸せな人生に繋がります。
長い人生をかけて創り上げてきた大切なご家族の関係が、たった一瞬の「相続」によって争いとなって壊れてしまうことほど切ないことはありません。
相続対策といって財産のことばかり考えるのではなく、残された方の「心」のことを考えることも、人生の最終章においてとても大切なことだと思うのです。
そんなことをお伝えするセミナーを、これからも行ってまいります。
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